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症状別Natsukiの解決案 2015年8月

月経前症候群(PMS)

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原因

排卵のリズムがある女性の場合、排卵から月経までの期間(黄体期)にエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌されます。この黄体期の後半に卵胞ホルモンと黄体ホルモンが急激に低下し、脳内のホルモンや神経伝達物質の異常を引き起こすことが、月経前症候群の原因と考えられています。しかし、脳内のホルモンや神経伝達物質はストレスなどの影響を受けるため、月経前症候群は女性ホルモンの低下だけが原因ではなく多くの要因から起こるといわれています。

症状

精神神経症状として情緒不安定、イライラ、抑うつ、不安、眠気、集中力の低下、睡眠障害、自律神経症状としてのぼせ、食欲不振・過食、めまい、倦怠感。
身体的症状として腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、お腹の張り、乳房の張りなどがあります。

西洋医学では

1.排卵抑制療法(排卵を抑える治療法)
 排卵が起こり女性ホルモンの大きな変動があることが原因の一つですから、排卵を止め女性ホルモンの変動が無くなることで症状が軽快します。ホルモン量の少ない低用量経口避妊薬(OC、低用量ピル)や低用量エストロゲン・プロゲスチン配合剤(LEP)などのホルモン薬で排卵を止めます。これらのホルモン薬は、服用している期間だけ一時的に排卵を止めるものですから、将来の妊娠には影響を与えません。

2.症状に対する治療法
  1. 痛みに対しては鎮痛剤。
  2. むくみなどの水分貯留症状に対しては、利尿剤や抗アルドステロン療法(尿量を増やす治療法)。
  3. 精神神経症状や自律神経症状に対しては、精神安定剤や選択的セロトニン再取り込み阻害薬物療法(脳内の活性物質セロトニンを維持する治療法)
3.漢方療法
個人の証(症状や体質)に合わせて、漢方薬を使用します。加味逍遥散、当帰芍薬散、温経湯、抑肝散、桂枝加竜骨牡蛎湯などがよく使用されています

Natsukiの治療

鍼灸サロンNatsukiでは痛みやむくみに関しては冷えや骨盤の状態が大いに関係しています。よってそこに注目して治療します。またイライラや不安定な気持ちの面に関しては背中の状態を整えることで気持ちの面が安定し易くなります。

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